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『ネット起業!
あのバカにやらせてみよう』
岡本呻也著 文藝春秋刊

わたしの最初の本、『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』(00年10月刊)は、「ネットバカ」の愛称で多くのファンを獲得し、ネット界を目指す若者のバイブルとも言われるようになりました。彼らの間では主に「回し読み」で親しまれたようですが、このほどようやく絶版になりました(しくしく)。
これを読んだ人のなかには、あまりの意外な展開に「これはフィクションだ」と思い込んでしまった人もいたようですが、ここに書かれていることはすべて実際に起こったことであり、登場人物の感情の動きについても事実に近いもので、私が創作した部分はほぼ皆無です。ようするに、取材はたいへんだったんです。
ここには初期のネットベンチャーの起業パターンについての、また渋谷で起きたビットバレーのムーブメントについての貴重な記録が含まれています。そこでわたしは、これをサイトで公開し、より多くの人に閲覧していただくのが適当と判断しました。興味のある方はご自由にご覧ください。
ただし、これはここに登場する人物たちの一時代の側面であり、現在では、彼らはここからさらに翼を延ばして飛翔していることをお忘れなく。登場する企業も、個人も、ここからは大きく変化しているのです。
またこれは原稿ですので、実際に本になったものとは若干の相違があることも付言しておきます。あくまでも単行本が正本です。
このページはリンクフリーです。内容についてのお問い合わせメールをいただいても、6年前に取材した話ですので責任のあるお答えができませんから、一切お答えしません。悪しからずご了承ください。
版権は私が保有しています。以下の原稿の勝手な翻訳や二次使用を禁止します。
06年8月 岡本呻也
ネット起業! あのバカにやらせてみよう 目次
●プロローグ
●主要登場人物
第1章 ダイヤルQ2から生まれたネットベンチャー
●第三のメディアをつくる
●関西学生界のキーパーソン
●社長追放
●学生ビジネスネットワーク
●失った栄光を取り戻すために
●回線確保の大作戦
●ダイヤル・キュー・ネットワーク
●メディアの寵児
●会社は誰のものか
●とにかく金や
●再建計画
●ゴキブリ
第2章 ビル・ゲイツに睨まれた男
●世界初のビジネスモデル
●真田哲弥の再来
●ハイパー・システム
●若き起業家たち
●3カ月でこの世にないものを
●下りのジェットコースター
●ビル・ゲイツの目
●ナスダックの呪縛
●墜ちたカリスマ
●社長失格
第3章 インターネット市民革命前夜
●市民革命
●インターネットとの遭遇
●脳味噌のエサは株式
●理想の会社なんてない
●MBAの会
●ヤンエグ世代の陰影 起業は学校で教えくれない
●サイト制作ビジネス
●小池聡の呼びかけ ニューヨーク、シリコンアレー
第4章 誕生 ビットバレー
●ビターバレー構想
●ビットな奴らの(アトムな)飲み会
●ビターバレー宣言!
●ビットスタイル
●ビットスタイルはなぜウケた
●ベンチャーキャピタルの眼差し
●日本大企業の敗北
●ビットバレーの変質
●ネットバブル
●IPO
●熱狂のあと
●人材はネットベンチャーへ
●大企業で働くリスク
●まだ層が薄い起業家
第5章 ケータイは世界へ
●iモード発売
●インターネットは知恵の架け橋
●インターネットを携帯に
●iモード開発指令
●松永真理と夏野剛
●再起
●再会
●ダイヤルQ2の教訓を経て
●サイバード設立 銀行決済コンテンツ
●バンダイの参入
●キラー・コンテンツ
●成功の予感
●事故の教訓
●「失われた10年」から抜け出すための切り札
●ビル・ゲイツの敗北宣言 次世代携帯電話の規格と覇権をめぐって
●iモード世界へ
●あとがき サラリーマンのみなさんへ
●参考文献・取材協力者
●ボツ原稿 ビズシークのあの頃
(秋葉原の9坪のマンションで 3億円の出資 イージーシーク リバースマーケットシステム
「消費者主導」へのパラダイム・シフト アイデアの生まれる瞬間 最適購買実現システム 法人登記 マーケティングの革命的手法 買い相場をつくる)
●ボツ原稿 ネットベンチャーに聞く「ネットビジネスの本質」
(インターネットの特性 人・モノ・金 大企業からの人材流出 ネット起業家の資質)
●解題 『ネット起業!
あのバカにやらせてみよう』
●書評・インタビュー
人間力ラボ
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